「海外旅行でクレジットカードを使いたいけど、どのカードが一番お得なの?」「海外旅行保険が付いているカードはどれ?」——海外旅行を控えた方にとって、持っていくカード選びは非常に重要な問題です。
実は、クレジットカードによって海外での使い勝手・保険の充実度・手数料の差は大きく異なります。間違ったカードを持っていくと、保険が適用されなかったり、手数料で損をしたりすることになりかねません。
本記事では、海外旅行に持っていくべきクレジットカードを選ぶポイントと、特におすすめの3枚を徹底比較します。
海外旅行でクレジットカードを選ぶ4つのポイント
海外旅行用のカードを選ぶ際は、以下の4つのポイントを必ず確認しましょう。
① 海外旅行傷害保険の内容
海外旅行中のケガ・病気・盗難・賠償責任などをカバーする保険が付帯しているかどうかは最重要ポイントです。保険には「自動付帯」と「利用付帯」の2種類があります。
- 自動付帯:カードを持っているだけで保険が適用される
- 利用付帯:旅行費用(航空券・ツアー代など)をそのカードで支払った場合のみ適用される
自動付帯の方が確実に保険が適用されるため、海外旅行用カードとして優れています。
② 海外事務手数料(外貨建て取引手数料)
海外でクレジットカードを使うと、海外事務手数料が上乗せされます。カードによって1.6%〜3.0%と差があり、旅行中の支払いが多いほどこの差が影響します。手数料が低いカードを選ぶことで節約できます。
③ 国際ブランドの普及度
海外ではVisaとMastercardが最も広く使われています。アメリカン・エキスプレスやJCBは使えない店舗もあるため、海外旅行用にはVisaまたはMastercardブランドのカードを持つのが基本です。
④ 海外キャッシングの手数料
現地ATMでの現金引き出し(海外キャッシング)の手数料も確認しておきましょう。両替より海外キャッシングの方がレートが有利な場合が多く、手数料の低いカードを選ぶことでさらにお得になります。
【厳選3枚】海外旅行に絶対持っていきたいクレジットカード
第1位:エポスカード|年会費無料で海外旅行保険が自動付帯
海外旅行用カードとして最もコスパが高いのがエポスカードです。年会費永年無料にもかかわらず、海外旅行傷害保険が自動付帯されています。カードを持っているだけで保険が適用されるため、旅行費用をエポスカードで支払う必要はありません。
補償内容は以下の通りです。
- 傷害死亡・後遺障害:最高500万円
- 傷害治療費用:200万円
- 疾病治療費用:270万円
- 賠償責任:2,000万円
- 救援者費用:100万円
- 携行品損害:20万円
年会費無料カードとしては非常に充実した補償内容です。海外での急病やケガは医療費が非常に高額になることがあるため、治療費用の補償があるのは心強いです。
海外事務手数料は2.20%と標準的ですが、年会費無料・自動付帯保険という点で他のカードを大きく引き離しています。初めて海外旅行に行く方や、とにかく手軽に保険を確保したい方に最もおすすめの1枚です。
- 年会費:永年無料
- 海外旅行保険:自動付帯(最高500万円)
- 海外事務手数料:2.20%
- 国際ブランド:Visa
- 基本還元率:0.5%
第2位:楽天カード|高還元率+海外旅行保険で万能な1枚
楽天カードは基本還元率1.0%の高還元に加え、海外旅行傷害保険(利用付帯)が付帯しています。旅行費用を楽天カードで支払えば保険が適用されるため、航空券や宿泊費をカード払いにする方にとっては非常にお得です。
楽天カードの海外旅行保険の補償内容は以下の通りです。
- 傷害死亡・後遺障害:最高2,000万円
- 傷害治療費用:200万円
- 疾病治療費用:200万円
- 賠償責任:3,000万円
- 救援者費用:200万円
- 携行品損害:20万円
海外事務手数料は1.63%と比較的低水準で、海外での買い物コストを抑えられます。国際ブランドはVisa・Mastercard・JCB・American Expressから選べるため、渡航先に合わせたブランド選択も可能です。楽天ポイントは海外の楽天加盟店でも使えるため、旅行中もポイントを活用できます。
- 年会費:永年無料
- 海外旅行保険:利用付帯(最高2,000万円)
- 海外事務手数料:1.63%
- 国際ブランド:Visa・Mastercard・JCB・American Express
- 基本還元率:1.0%
第3位:ソニー銀行 Sony Bank WALLET|海外ATM手数料無料で現金調達も安心
厳密にはデビットカードですが、海外旅行においてクレジットカードと並んで強力な選択肢がSony Bank WALLETです。最大の特徴は海外ATM利用手数料が無料(優遇プログラム適用時)という点で、現地での現金調達コストを大幅に抑えられます。
外貨預金口座との連携により、事前に円安になる前に外貨に換えておくことができ、為替コストを最小化する使い方も可能です。Visaブランドのため世界中で使えます。
- 年会費:永年無料
- 海外ATM手数料:無料(優遇プログラム適用時)
- 海外事務手数料:0%(外貨預金口座利用時)
- 国際ブランド:Visa
- 基本還元率:0.5%〜2.0%
海外旅行に2枚持ちがおすすめな理由
海外旅行ではクレジットカードを2枚持っていくことを強くおすすめします。その理由は以下の通りです。
- カードが使えない場面への対応:店舗によってはVisa専用・Mastercard専用のターミナルしかない場合があります。異なるブランドを2枚持つことでどちらかは必ず使えます。
- カード紛失・スキミングへの備え:海外ではカードの盗難・スキミング被害が国内より多く発生します。1枚を紛失・不正利用された場合にもう1枚で対応できます。
- 保険の補完:複数カードの保険を組み合わせることで補償内容を厚くできる場合があります(保険会社によって異なります)。
おすすめの組み合わせは「エポスカード(自動付帯保険・Visa)+楽天カード(高還元・利用付帯保険)」です。エポスカードで保険を自動付帯しつつ、普段の買い物は楽天カードの1.0%還元で支払うという使い分けが最も効率的です。
海外旅行中のクレジットカード活用術
① 現地通貨での支払いを選ぶ
海外の店舗やATMでは「日本円払い(DCC)」を勧められることがありますが、必ず現地通貨払いを選びましょう。DCC(動的通貨換算)は為替レートが不利に設定されており、余計なコストがかかります。
② 海外キャッシングは帰国後すぐに繰り上げ返済する
海外キャッシングは利用した瞬間から利息が発生します。帰国後すぐにカード会社のサイトやアプリから繰り上げ返済することで利息を最小限に抑えられます。
③ 渡航前にカード会社に海外渡航の旨を伝える
突然海外で大きな金額の取引が発生すると、カード会社がセキュリティ上の理由でカードを一時停止することがあります。渡航前にカード会社へ連絡しておくとトラブルを防げます。
④ 緊急連絡先をメモしておく
カード紛失・不正利用が発生した際のカード会社の海外緊急連絡先を、カードとは別にメモしておきましょう。スマートフォンのメモやクラウドに保存しておくと安心です。
海外旅行カード3選の比較表
| カード名 | 年会費 | 海外保険 | 保険種別 | 海外手数料 | 基本還元率 |
|---|---|---|---|---|---|
| エポスカード | 無料 | 最高500万円 | 自動付帯 | 2.20% | 0.5% |
| 楽天カード | 無料 | 最高2,000万円 | 利用付帯 | 1.63% | 1.0% |
| Sony Bank WALLET | 無料 | なし | ― | 0%(条件付き) | 0.5〜2.0% |
まとめ|海外旅行には保険付きカードを必ず1枚持とう
本記事の要点を振り返ります。
- 海外旅行用カードは保険内容・海外事務手数料・国際ブランド・キャッシング手数料で選ぶ
- 年会費無料で自動付帯保険なら→ エポスカード
- 高還元率+保険のバランスなら→ 楽天カード
- 海外ATM手数料を抑えたいなら→ Sony Bank WALLET
- 海外旅行には異なるブランドのカード2枚持ちが最も安心
- 現地での支払いは必ず現地通貨払いを選ぶ
- 海外キャッシングは帰国後すぐに繰り上げ返済する
海外旅行中のトラブルは予測できません。だからこそ、出発前にしっかりと保険が付帯したカードを準備しておくことが大切です。本記事を参考に、安心して海外旅行を楽しめる1枚(または2枚)を選んでください。
次の記事では、「ふるさと納税をクレジットカードで払うとお得な理由とおすすめカード紹介」をお届けします。引き続きご覧ください。

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